水曜日, 1月 09, 2008

Xen によるサーバ仮想化環境構築覚書

名著「Xen 徹底入門」を参考に、Xen によるサーバ仮想化環境構築をしてみたので、きわめて個人的覚書を書いてみる。

・一から Xen を入れるのは今のところ敷居が高いので、「Xen 徹底入門」に従い、Xen がはじめから組み込まれている CentOS 5.1 を使用。わけあって、x86_64 ビット版を使用。

・Domain-0 は CentOS 5.1、Domain-U(いわゆる、仮想マシン)はわけあって CentOS 4.6、x86_64 ビットで構築。たまたま使用した Xeon マシンは、Intel VT 非対応なので完全仮想化はできず、準仮想化でインストール。そのためには、CentOS 4.6 のカーネルを Xen 用に再構築をする必要があるのだが、はじめから Xen の準仮想化用カーネル(kernel-xenU-2.6.9-67.EL.x86_64.rpm)が入っていたので再構築をせずにダイレクトにインストールできた。

・Domain-U 構築するための仮想マシンのインストール媒体は、http 等ネットワーク経由でもってくる必要があるんですね(VMWare みたいに、普通に CD-ROM ドライブからインストールできないようで…)。普通は、どっかで公開している Web サイトの URL(CentOS のこことか)を指定するんですが、遅いので、Domain-0 で Web サーバ動かしてそこに CD からコピーしたものをおいて http アクセスできるようにしてインストールしてみた。普通にできた。

・ネットワークは何も考えずに「仮想ネットワーク」ではなく、「共有物理デバイス」を指定。何のことやら…。

0 件のコメント: